わたしとじんせい

わたしのじんせい、わたしとじんせい

8/19

楽しみにしていたはとバスツアー。「今宵の貴女を癒したい(新宿歌舞伎町 大人のホストクラブ体験)」の日!

初めてのホスト体験。ホスト系のYouTubeは楽しく拝見させていただいているのだが、実際に男性のことがそんなに好きではないしこのままホストクラブに行かず人生を終えるナ、と思っていた時に友人から誘いがあり、はとバスだったらきっと大丈夫!というよくわからん気持ちのまま申し込んだツアーでした。ツアー内容としては、東京駅集合、レストランでスペアリブの夕食をとり、その後ホストクラブへ、そしてバスでまた東京駅へ帰ってくるというもの。

東京駅で友人たちと集合。はとバス乗り場に行った時「ここにいる女たち、全員これからホストクラブに行くんか!!」と思いじわじわ面白くなっていく。

はとバスに乗り込みさぁ出発。バスの中では何を??と思ったら、ガイドさんが簡単な東京案内をしてくださいました。皇居の説明とか「これが二重橋です」とか、なかなか聞く機会がなかったからそれはそれで面白かった。というか、最高裁判所の建物がめちゃくちゃにカッコよかった。こんなこと知らない。

出発して30分もしないうちにレストラン。トニーローマへ。グループごと席に分かれてスペアリブの夕食。まずはビールで乾杯(別料金)。ご飯おいしかった。スペアリブ、カジキのグリル、シュリンプカクテル、コールスローサラダにパン、スープ、ポテト、デザートとコーヒーがついていて、思っていた量の倍多かったな!珍しく芋を残しました。スペアリブ、本当に美味しかった〜。なかなか食べないものなのでこういう時に食べられてよかった。

食事が終わっていざ歌舞伎町へ。そのバスの中で告げられる「お店ではチークダンスを踊っていただきます!」という衝撃。バスの中に広がるどよめき、チークダンスを即検索する我らインターネットの民4人。へぇ……距離、近いじゃん……?

動揺をしたまま到着した歌舞伎町、はとバスが止まったところは東新宿職安通り。見覚えが、ありまくる風景。いつも韓国食材を購入するイエスマートの向かいじゃないですか!ということで、ここからは徒歩で店へ。店のあるフロアに降り立ち、店に行こうとしたところ、通路の左右に並んでくださっているホストの皆さま。「いらっしゃいませ!!」と左右から飛び交う挨拶。ここで気づく、私、このノリ、オフモードだと得意ではない!待て待て待て待て今日行くのは「大人のホストクラブ」「落ち着いている」という前提があるホストクラブことレジェンド愛。落ち着いていて、このノリ、いやーーこりゃ大変だ。ということで覚悟を決め店を覗くと全体が金色。全体が、金色。壁が全て金色、店内のど真ん中に配置される黒と金色のライオン。すごい。

なんだこの内装。

なんだ、この、内装。

先ほど覚悟を決めたはずの脳がおかしくなる。すごいという感想しか出なくなる。

グループごとにホストの方がついてくださってたんですが、若い方(しかし代表)がついてくださってくれて。一体何を話したらいいんだ?でもホストの仕事や店のこと、聞きたいことがたくさんある、と思った瞬間口から出た言葉が「もし失礼な質問だと思ったら答えて頂かなくても結構なんですが」面接かよ!!面接なのかよ〜!

そしてうちの卓は四人中三人(私含む)が酒が好きなので延々酒を作ることになってしまうホスト(代表)の方、すいません。ずっとずっと焼酎を割らせてしまい…。ジョッキで作らないとこの卓は追いつかないですよ。申し訳ありません。

そしてすっとこの卓に入ってきたレジェンド愛の桐生社長。きた〜〜〜!!!TikTokで気になっていた人間だ〜〜!!シュッとしている顔、すごい合わせてくる瞳(しかし目の奥は笑ってない)、囁かれる甘い言葉、私の心は凪。波、立たない。でも普通にお会いできて嬉しかったです。

ちょうど桐生社長が卓にいた時に始まるチークタイム。「みんな彼氏いるの?彼氏に『今日チークダンスをした』と言ってみて、彼氏、燃えるよ」という桐生社長の言葉。凪を通り越し無になる心。チークダンスは、ふむ、という感じ。ゆらゆらする感じなんだな。難しい。

写真撮影や、再度の接客、チークタイムを経て終わるホスト体験。お疲れ様でした。

東京駅に戻らなくてもいい、ということだったので私のグループは新宿で飲み直すことに。さながら合コンの後の反省会。全員、疲れていてめちゃくちゃ面白かった。付き合い長い友人もいるのに、全員がこんなに疲れているのは初めて見たし、なんなら私はサマーソニック二日間行った帰りよりも疲れていた。

ホストクラブを後にした時にはまだお腹いっぱいだったはずなのに何か食べたく、帰りに小さいパンを買い、家に帰り着いてすぐ食べる。風呂に入りぽんぽこ24をつけながらベッドに潜り込んでからの記憶がない。即寝。